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​技術紹介

プラスチック、廃材、生ごみなどを含む混合ゴミ等を、加熱による乾式方式と過熱水蒸気による湿式方式のハイブリットという世界初のプラントで使用用途に合わせて使い分けが出来、無酸素状態にした熱分解槽の中で処理をするため、安全・確実に熱分解処理し、油分・炭化物として回収できるプラントの技術紹介。

TPOに合わせて乾式方式と湿式方式を使い分けられるプラントになります。

技術その1

乾式方式は化石燃料を原料とした廃タイヤや廃プラスチック等を油化するのに適しています。

湿式方式は過熱水蒸気の利点を生かし、バイオマス発電等原料となる高カロリーの間伐材などを炭化物にするのに適しています。

他にも塩分が多い海洋産廃物の処理にも適しています。

多種多様の処理物に対応が出来るプラントは他社プラントでは類を見ません。

技術その2

カートリッジ方式を採用している為、熱分解処理と冷却処理を別々にできます。

熱分解処理と冷却が同時に可能なハイブリットタイプのプラントです。その為処理回転率が大幅に向上します。

一般的な炭化油化装置は1つの処理槽で処理をする為、熱分解処理後に蓋を開けずに冷却を待たなければならない。1工程時間が廃タイヤの場合12時間近くかかってしまうため、1プラントで1日1~1.5回転しかできません。

カートリッジ方式では熱分解処理時間が6時間処理後本体から脱却しますので、半自動的に熱分解処理をすることが出来るので3回転~4回転することが出来ます。

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技術システムの特徴

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乾式・湿式方式両方使用可能なハイブリットのため、TPOに合わせて炭化・油化生成が出来る画期的なプラント

安全性:

・火を使わず、処理槽内に加熱蒸気(350℃~600℃)を充満させて酸素を追い出し、無酸素状態で熱分解処理するため、たとえ可燃物を投入しても引火による爆発の心配は有りません。有価物の金属、泥など分別することなく、たとえ水分が90%以上でもそのまま処理槽に投入して処理が出来ます。

・燃焼設備・圧力容器・危険物等の法規制を受けません。

・焼却による処理方式でなく、常圧の加熱水蒸気による加熱分解処理方式です。

経済性:

・特に油は、水と油を分離させ、直接装置の熱源に使用できます。さらに金属も無酸素状態で簡単に分離でき、特に鉄、銅は酸化されずに取り出せるのでロスがゼロになります。また水素により濃塩酸が希塩酸になるので釜が傷まないので機械の寿命が長くなっています。

・バイオマス由来の有価物(未利用材・間伐材・ヤシガラ)等乾燥などの前工程処理をしなくても。活性炭、可燃ガス等が採集できるので  資源の再利用が可能です。

・カートリッジ方式を採用している為、半連続運転が可能です。

環境性:

・油化・炭化・乾燥装置は処理槽の投入物を石油燃料による燃焼でなく、加熱蒸気で無酸素状態にして熱分解するので、CO2・ダイオキシンを排出しません。また悪臭・異臭の心配もほとんどないクローズドタイプなので通常処理中に異臭の発生は殆ど有りませんが、万が一発生しても脱臭装置により消臭できます。

・地球温暖化ガスのCO2、ダイオキシン等を出さないので環境負荷が軽減されます。

品質:

・処理の際、過熱水蒸気量及び温度調整が可能なため、それぞれの有価物に対応した処理が可能です。

・生産されたバイオマス燃料は、含水量が少なく、高カロリーの熱量をもった炭化物となります。

・炭化物の優位性はボイラーや発電機に障害を与えるカリウムや塩素分を除去できるので、使用機器の負荷が軽減できます。

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